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技術士原子力・放射線

平成30年 第6問 技術士原子力・放射線

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平成30年 第6問 技術士原子力・放射線


  • 軽水炉に関する次の記述の, [ ]に入る語句の組合せと して, 最も適切なものはどれか。

    発電用原子炉の開発当初 (1950年代) は, 様々な炉型が開発された。 その中でも, 現在の主流となる原子炉は軽水炉である。 軽水炉では, 軽水が冷却材と[a]を兼ねている。 中性子が発生してから熱中性子になって吸収されるまでの距離は[b]程度であり, 小さな容積の圧力容器により高圧システムとすることが可能となる。 沸騰水型軽水炉は, 炉心で軽水を沸騰させて発電するための蒸気を得るため, その開発当初には気泡が発生すると核反応の制御が困難になると考えられていた。 しかし,BORAXというシリーズの工学実験が行われ,[c]が確認された。こうして蒸気発生器が不要で効率的な熱利用ができるのでコンパクトな設計の発電用沸騰水型軽水炉が開発された。


      a    b    c
    ① 減速材 数cm  炉の安定性

    ② 吸収材 数cm  沸騰遷移

    ③ 反射材 数10cm 沸騰遷移

    ④ 減速材 数10cm 炉の安定性

    ⑤ 吸収材 数cm  炉の安定性



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